■結婚式のスナップ写真、お宮参り、七五三、広告などの撮影を承っております。
つい先日、朝の徘徊をしていたらコンビニに入るために強引に右折してきた車に、
反対車線から直進してきたバイクが衝突しました。
バイクの男性は投げ出されてバイクは駒を回すように転倒して回転していました。
強引に右折した車の男性は痛さと衝撃でうごめくバイクの運転手に駆け寄り、
「今保険屋に相談してるから逃げんなよ」
と大声でマウントして保険屋さんに電話していました。
電話するのはそこではないでしょうに。
僕が救急車を呼び警察が来たときに、
「あの車の運転手は一切救護しなかった」
と救護義務違反を知らせておきました。
とっさの時の間違った対応、慣れない状況下での対応、
人の決断は時として間違えること、間違えていることに気付いていないこともあります。
それは結婚式でも当然あることです。
結婚式準備で花嫁さんからよく聞く言葉は、
「新郎に相談してみます」
体の良い断りの言葉でもありますが、
実際に二人で作り上げる結婚式なので相談するという2つの意味を持つ言葉です。
結婚式を二人で作り上げるための大切な相談
大切に真剣に新郎さんに相談した花嫁さん、
相談をした後に最近よく聞くようになったのは、
「新郎に相談しなければ良かった」
「こんなに柔軟な発想が出来ない人とは思わなかった」
「パートナーはただのがんこ親父だった」
例えば写真、持ち込みと会場提携の同じような商品があれば、
会場提携の公式の方が良いと公式好きな男性である新郎さんは99%公式を選びます。
なぜ選ぶのかといえば、公式などオフィシャル商品は安心安全と思い込んでいるからです。
花嫁さんはそこまで言うなら仕方ないから従いますが、
例えば写真撮影でいえば公式とは名ばかりで、
6時間撮影して、丸4日かけてセレクトと編集をして合計1万円で働くカメラマンです。
どういったポテンシャルか書くまでもないと思います。
新郎さんに相談した後にそういったことに気付いた花嫁さんは、
「dapandaさん、どうしよう」
という相談になる事が多いですが、
時すでに遅しと言うこともあります。
男性と女性の考え方の違いの域に入ってしまいますが、
結婚式に関することは、
根本的に新郎さんには相談してはいけません。
「こう考えているのだけど確認を」
というぐらいがちょうど良いです。
一緒に考えて着地点を探すと沼りますし、希望していた着地点でないことがほとんど。
先日ご相談があった例ですと、
フォトウエディングにしようか実際の結婚式にしようかと悩んでいる花嫁さん、
地元北海道での撮影場所、ドレスレンタル先、スケジュールなど、
具体的な例を出して新郎さんに相談するも新郎さんは特に理由も無く、
「フォトウエディングって写真撮るだけだろ」
「北海道にフォトウエディングって旅行に行きたいだけだろ」
という返事を花嫁さんにしました。
「わかってないなあ」
という言葉がいまたくさん聞こえた気がしますが、
そう、新郎さんの90%は女心がわかっておりません。
わかっていない上によくわからない主張をするので、
花嫁さんの不満は北海道の雪のように降り積もるばかりです。
そこで花嫁さんはもしかしたら、
「新郎はフォトウエディングではなく黙々と結婚式を考えているのかも」
と想像を膨らませますが、
こういうケースだと、半年以上経っても何も無いというケースが99%です。
新郎さんにとって結婚をして結婚式をするというウエイトはかなり低いです。
中にはガンダムのプラモデルより結婚式を低いレベルで考えている人もいます。
ましてフォトウエディングに関してだったらもっと低いです。
新郎の考えていることは目先の費用対効果がほとんどです、
フォトウエディングや結婚式をすることで、
どれだけ自分にメリットがあるかないかしか考えていません。
「ウエディングドレスなんて1回しか着ないのだから安いのにしようよ、
その分、新婚旅行にお金をかけようよ」
とたまに結婚式準備に口だししてくる新郎さんもいますが、
きっと暑さのせいですので、華麗にスルーしましょう。
ここで新郎さんへ言いたいこと、
●花嫁さんから伺いを立てられることは決して「相談」ではなくて「最終確認」なので、
そのことをしっかり考えて返事をしましょう。
●たまに花嫁さんより前のめりで結婚式準備の先頭を走っている新郎さんもいますが、
結婚式すべての主導と決定権は花嫁さんにあることをお忘れ無く、
新郎さんはあくまで後方支援、先陣を切ってグイグイ進んではいけません。
とまあ新郎さんのことを集中砲火で書いていますが、
「うちの新郎はそうではない、私の意見をしっかりと聞いてくれる」
と言う方もいるかと思います。
そんな新郎さんがいたらそれはとても稀有で大切な方ですので、
絶対に手を離さないようにしてくださいね。
野生のツチノコぐらい貴重です。
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