裕福なご両親の元に生まれ、小さな頃から海外旅行に出かけ、大学院まで何不自由なく出してもらったミドサーのお嬢様。
彼女が恋に落ちたのは、市営住宅で育ち、厳しい経済状況の中、必死で大学に進学した男性だった。
彼の実家に挨拶に出向いた彼女は、自分の実家とのあまりの生活水準の違いに衝撃を受ける。
このまま彼と結婚していいのだろうか!?
東京・恵比寿と兵庫県にある結婚相談所、
結婚物語。の仲人Tです。
結婚物語はIBJ、BIU、TMS、JMN、良縁ネットに所属していて、沢山の人に会える結婚相談所です。
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さて、皆さん。
人生は、
持っているカードで勝負するしかない。
しかし、
最初から強いカードをたくさん持って生まれてくる人もいれば、
弱いカードしか手持ちにない人もいる。
今日は「生まれながらの格差」について、
非常に考えさせられるお話です。
それでは、どうぞ。
年齢・35歳
体型・身長158㎝、体重45kg
顔面・清楚で上品な女子アナ系
学歴・かなり賢い院卒
職種・インテリア系、おしゃれ
年収・400万
実家・裕福
お父様は有名大学を卒業した商社勤務。
お母様は官公庁にお勤め。
お祖父様は会社を経営。
親だけでなく、
両親の祖父母はどちらも裕福。
小さい頃から海外旅行に行くなど、経済面で困ったことは無かった彼女。教育にもたっぷりお金をかけてもらい、有名大学→大学院までしっかり出してもらいました。
彼女の友人も皆、似たような経済環境でした。
婚活を決意したのは、35歳の時。
5年付き合っていた年下彼氏に振られ、
「また1から付き合って仲を深めて、数年経ってから結婚を切り出すの!?そんな時間はない!」
と一念発起。
結婚物語に即電話し、最短の日程で入会面談を予約しました。
しかし、別れた3日後だったので、失恋の傷がまだ癒えておらず…。
説明を受けていたら、
急に涙が溢れてきたのです。
それを見た社員に
「貴方はまだ婚活する準備ができていない。たくさん寝てたくさん食べてたくさん友達と遊んで、元気になってから来てください。」
と言われ、さらに号泣。
無理に勧誘されなかった誠実さを感じて「ここなら信頼できる!ここでなら頑張れそう!」と思った彼女は、しばらくゆっくりし、十分に元気になってから入会しました。
【ミドサーの婚活ファッション】
普段の服はカジュアルで、ヒールも全然履いていなかった彼女。
そこで、
Natural Beauty Basic、
セゾンドパピヨンで洋服を揃えました!
↑私が前の記事で着てた服。ラインが綺麗!35歳なので、フリルや花柄で若作りせず、シンプルな無地で綺麗なお姉さんを目指しました。
↓彼女がお見合いで着倒したワンピ
【プロフィール】
家事ができる、掃除も好き、貯金もできる、さらに少年漫画やスポーツ観戦が好きと、彼女にはモテそうな要素はたくさんありました。
しかし、一つだけ心配なことがありました。
それは「表情筋が動かない」こと。
そこで、仲人Tと相談し、自己PRに「表情が顔に出にくいのですが、実はめちゃくちゃ楽しんでいるので安心してください」という一文を付け加えました。
【プランニング】
「10ヶ月後の誕生日までにプロポーズされる!」と決め、そのための計画を立てました。
この記事がとても参考になりました。
【婚活開始】
さて、
35歳で結婚相談所に入った彼女。
人より遅く婚活を始めたので、
もちろん癖が強い人にも出会いました。
ちょっとモテそうな人とお見合いしたら、こっちが聞いてもないのに交際状況を喋る喋る!
どんな人とお見合いしたか、どこに行ったか、どんなデートをしたか、さらには「申し込みが◯百件も来て困る」と延々自慢され、疲れ切ったこともありました。
相手がいい人であっても、知らない人と1時間お茶をするお見合いは何気に苦行。月曜日に有休を取って土日のお見合いの疲れを癒すなど、休み時間の確保は頑張りました。
驚いたのは、お見合いで手土産をくれる男性がわりといたことでした。ドリンクを奢ってもらうのに、さらにプレゼントまでもらっていいの!?
しかも、1粒が高級なチョコレートの小箱(自分では買うのを躊躇う値段なので超嬉しい&小さいから荷物にならない)など、皆めちゃくちゃセンスが良い!
チョコをもらうと嬉しくて、つい仮交際をOKしてしまいました。手土産の威力を思い知った彼女は、自分もどんどん持っていくようになりました。
⚠️今の時期チョコは溶けるから違う物に
さて。
お見合い写真の服装も白のノースリーブワンピース、髪型も完全に女子アナに寄せていた彼女は、わりとハイスペックな男性陣とのお見合いが成立していました。
高学歴の人もいたし、
高収入の人もいたし、
自分と同じように、
家柄がいい人もいました。
でも、
「この人!」と思える人は現れず…。
お見合いはもう20回を超えた。
こんなに会っているのに、
誰とも真剣交際に進めない。
もしかして、
私は結婚できないのかも…!
不安になった彼女は所長の「男心セミナー」を受けに行き、「何がダメなんでしょうか」と相談しました。
すると、所長は
「まだ、出会えてないだけちゃうかなぁ」
とポツリ。
その一言が、
なんだか乾いた心に響いて、
まだ頑張ろうかなあと思えました。
その直後、
お見合い成立のメールが!
年齢は36歳、一つ上。
身長175cmのイケメン!
年収は450万と、今まで彼女がお見合いしてきた相手よりはちょっぴり低めでしたが、とにかく爽やかでした。
彼は活動を始めたばかりで大量の申込が入っており、てんやわんやしながらお見合いの返事をしていました。
お見合い当日。
申し込んだのは彼女なのに、
彼は彼女の最寄り駅まで出てきてくれました。
20人以上と会ってきた彼女ですが、
こんなことは初めてでした。
毎回お見合いに15分前に到着していた彼女。
男性は直前に来る人が多いのに、
彼はすでに到着して待っていました!
なんて感じが良い人なんだろう…!!
お見合いでは何を話してもニコニコ聞いてくれ、和やかで楽しくて、あっという間に1時間が過ぎました。
自然に「次は○○に一緒に行きましょう」という話になり、帰り際に「またお会いしたいです」と言ってしまったほど!
婚活で初めて「この人だ!」と思った彼女ですが、なんと彼も同じく「この人だ!」と思ったそうで、即仮交際ボタンを押していました。
こうして、
とっても順調に交際が始まった2人。
この時彼女は、
思ってもみませんでした。
まさか、
あんな事になるなんて…!
初デートは、彼が彼女の住んでいる街に来てくれました。
その代わりに彼女がお店を提案。
6時間も一緒にいたのですが、相性が良すぎて話が尽きず、時間があっという間でした。
自然と電話もするようになり、なんと2日に1度、1回3時間のペースで話していました!
おかげで光の速さで結婚に対する価値観のすり合わせが完了。
出会って2週間(まだ3回しか会っていない)、電話をしていたら、彼が「僕はもう◯◯ちゃんとしか会ってない」と言い出し、そのままの流れで真剣交際の申し込みが!早!ちょっと早すぎない!?
その後もスポーツ観戦に行ったり、夜景を見に行ったり、楽しい日々を過ごしていました。
出会ってから1ヶ月半。
カフェでお茶をしていたら、
彼が急にソワソワし始めました。
「ん?」と思ったら、
「僕は○○と一緒にいるととても楽しい。結婚してくれますか?一生大事にします。」
とプロポーズしてくれました!
返事はもちろんYES!
彼は「THEプロポーズみたいなのはちょっと恥ずかしい…」と彼女が話していたのを覚えてくれていて、さらっとプロポーズしてくれたのです。
彼と出会ってから、
たった1ヶ月半でプロポーズ!
会話も楽しく、相性バッチリ!
※彼がくれたプリザーブドフラワー
幸せいっぱいの彼女は、
全く気づいていませんでした。
「自分と彼の育ちが違いすぎる」
という事に……。
小さい頃から海外旅行に出かけ、何不自由なく暮らしてきた彼女。
一方、彼の実家は、余裕があるとは言い難い状態でした。
お母様は持病で入退院を繰り返し、お父様は仕事をしながら奥様のケアをし、厳しい暮らしを余儀なくされていました。家計のために一度は高卒で働こうとした彼でしたが、高校の先生が熱心に大学進学を勧めてくれました。
塾に行くお金もなかったので、彼は独学で必死に勉強し、大学に合格したのです。
初めての親挨拶。
彼の実家を訪れた彼女は、
愕然としました。
年季の入った市営住宅。
部屋は経年劣化で汚れており、水回りは彼女が見たこともないほどボロボロでした。
彼が彼女の実家に挨拶に来た時は、彼女のお母様が百貨店で買ったお茶菓子を用意していました。
しかし、彼の実家で出されたものは、スーパーで買ってきた普通のお菓子でした。
生活水準が違いすぎる!
彼にとってはこれが普通なの!?
無理だ!
この暮らしには染まれない!
呆然としたまま帰宅した彼女。
あんな状況なら、結婚後に、ご両親に金銭面の援助をしなければならないのでは?
彼のご両親はとても温かい方で、正直に経済的に余裕がないことを話してくれ、その上で「私達のことは気にせず、2人で生活していくことを1番に考えて」と言ってくれました。
また、余裕がない中で、新しいティーカップのセットを買って、彼女が挨拶に来るのを楽しみにしてくれていたのです。
彼のご両親は、
できる限りのおもてなしをしてくれた。
それでも私は経済格差に戸惑っている。
私は最低な人間なのではないか。
彼に「貴方の実家に援助をしないといけないのでは」と不安をぶつけると、
彼は
「それは一切ない。両親も全く望んでいない。絶対にないが、万が一親にそんな事を要求されたら縁を切るし、僕は〇〇ちゃんを守る。」
と言ってくれました。
こんなことを彼に言わせるなんて、
私は最低な人間だ。
彼も彼のご両親も、
優しくて思いやりがある。
でも、この結婚に飛び込むのが不安!!
だって、
実家にこんなに余裕がない友達、
私の周りには1人もいない!
1ヶ月半でプロポーズ。
「婚活がサクサク進んで嬉しい!」と思っていたのが、ここにきて「こんなに早く決めていいのか」と、逆にマリッジブルーに拍車をかけることに!
そんな彼女の背中を押したのは、
彼女のお母様でした。
彼のご両親も、好きでお金に余裕がなくなったわけじゃないでしょう。
彼は自力で大学に入って、
ちゃんと働いている。
貴方達二人で暮らしていくことが大事。
家と結婚する訳じゃないし、何かあったらいつでも帰ってきたらいいから!
お母様に押され、彼の家族と会ううちに、
次第に彼女も気付き始めました。
自分が育ってきた環境、
自分が当たり前にしてもらっていたことは、
普通ではなかったのだと。
改めて、彼がこんなに素直に人間ができた人に育ったのは、このご両親あってこそだ。
そもそも、
私はどうして彼がいいと思ったの?
裕福に生まれ育った自分と違って、自分で道を切り開いてきた彼の、努力や覚悟、忍耐力に惹かれたんだ!!
自力で這い上がってきた人の、
自信と自己肯定感に惹かれたんだ!!
この人となら、
これからの人生で何があっても、
一生折れずに歩める、
頼りになると思ったから、
彼を好きになったんだ!!
両家顔合わせの日。
彼のご両親は本当に心を尽くして、息子に恥がないようにと接してくれました。
彼女の家族も、全員が「あちらの家族はきちんとした人だから、彼を支えてあげて」と背中を押してくれました。
いよいよ入籍が明日になり、
彼女がLINEで
「明日、入籍だね。よろしくね。」
と送ったら、
彼は
「幸せにする」
「そして、僕も幸せになる」
と返してきました。
その瞬間、彼女は「私も幸せにする!」と心から思ったそうです。
結婚した今は、家に帰ると彼が「おかえり」と言ってくれ、安心感や喜びを感じる日々だそう。
家事分担も自分ごととしてやってくれ、とても助かっているとか。
さらに、年収450万だった彼は、
結婚が決まってから昇進し、年収600万に!
それを聞いた彼女は。喜ぶ前に
「年収600万で婚活されたらライバルが多すぎたから、450万の時に婚活してくれて良かった…」
とホッとしたそうです笑。
最後に、彼女から一言頂きました!
結婚まで爆速で駆け抜けた私たちでしたが、順風満帆ではなかったです。
私の実家と夫の実家の経済格差に、最初は戸惑い、母に何度も相談し、涙した日もありました。
1月に出会い、5月に入籍と爆速で進んだため気持ちが追い付かず、マリッジブルーにもなりました。
夫は、自分の努力で大学まで進学し、今の仕事に就いた人です。
母が「彼は努力の人。彼を信じなさい。」と背中を押してくれたおかげで、前に進むことができました。
夫に不安なことを話すと、きちんと向き合って話してくれて、この人はやっぱり誠実な人だと思い、この人となら結婚しても大丈夫!と気持ちが固まりました。
あの時、婚活してよかった!と心から思います。
結婚物語。さんは複数人のスタッフさんでフォローしてくださるので対応が早く、どなたも優しく話を聞いてくださるので本当に心強かったです。
本当に、ありがとうございました。
彼女のお見合い写真はかなり婚活女子の見本になるので超載せたかったのですが、
ちょっと恥ずかしい💕との事で、今回は婚活中に着ていた服とプリザーブドフラワーの写真だけ頂きました笑。
婚活中「人の心とかないんか?」と言いたくなるほど酷い男性に出会った彼女!
成婚談はその話がメインになるかと思いきや
「今が幸せすぎてもう忘れちゃいました💕」
とのことで、彼の話ばかりになりました!
最近嫌な人に会った皆も、
どうせこうなるから!!
みんな安心してね!!
この内容で🆗を出してくださった〇〇様(彼)、
ありがとうございました!!
お2人とも、本当におめでとうございます!
末永くお幸せに〜!!
結婚物語。は5つの連盟に所属しています。
IBJ成婚数TOP10
JMN成婚優秀賞
TMS 成婚ゴールド賞殿堂入り
BIUと良縁ネットでも成婚者輩出中!
入会面談のネット予約はこちらから!
お電話での面談ご予約は
0120-269-888
※オンラインでの入会相談もお受けしています。他社と比較する場合はうちに1番最後に来てもらえたら嬉しいです✨
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